医療過誤訴訟は、医療行為に過失があったかを医学と法律の両面から検討する必要がある、難易度の高い訴訟類型です。本記事では、医療訴訟に取り組む弁護士が押さえておきたい基礎的な論点を整理します。

主な争点
医療過誤訴訟では、一般に次の3点が中心的な争点となります。
- 注意義務違反(過失)の有無:当時の医療水準に照らし、期待される注意義務が尽くされていたか。
- 因果関係:過失と結果(悪化・死亡等)との間に相当因果関係が認められるか。
- 損害:後遺障害の程度や逸失利益など、損害の範囲と評価。
立証の難しさと協力医の役割
これらの争点はいずれも高度に専門的で、診療記録の精読と当該診療科の医学的知見が欠かせません。協力医のタスケルでは、医療訴訟の経験を持つ弁護士と医師が連携し、事前相談の段階から見通しを検討します。
